お疲れ様です、現場監督のハリまるです。
今日もヘルメットのあご紐をきつく締めて、現場の指揮を執ってきました。
一日中ヘルメットを被っていると、頭皮が蒸れるし、締め付けで頭が凝り固まる感覚、ありますよね。
さて、あなたは最近、ふとした瞬間に自分の顔を見て愕然としたことはありませんか?
残業帰りの夜、電車の黒い窓ガラスに映った、生気のない土色をした男の顔。
「あれ、俺の親父が乗ってる?」
いいえ、それは紛れもなく現在のあなたです。
「昔はもっとシュッとしてたはずなのに…」
「体はダイエットで少し痩せたのに、なぜか顔の皮が余ってブルドッグみたいだ」
「笑ったつもりが、引きつった笑顔になっていて『怒ってる?』と聞かれる」
その悩み、放置すると危険です。
顔のたるみは、単なる老化現象ではなく、長年の「無表情」や「悪い姿勢」が積み重なって起きた構造的な崩落事故だからです。
建物で言えば、外壁のタイルが剥がれ落ちそうな状態です。
しかし、諦める必要はありません。
顔も体と同じ「筋肉」です。
正しいメンテナンス(筋トレ)と補修工事(スキンケア)を行えば、必ず張りを取り戻せます。
ただし、やり方を間違えると、逆に深い「シワ」を刻んでしまうリスクもあります。
この記事でわかること
- 体は痩せても顔がたるむ原因と、ヘルメット着用が招く「頭皮のたるみ」リスク
- 運転中やトイレでできる!道具不要の「舌回し」「あいうえお体操」完全ガイド
- シワを作らせない「保湿(潤滑油)」と、男の肌を守る「外壁塗装(UVケア)」の極意
なぜ30代から「顔」が急に老けるのか?現場の「経年劣化」理論

まず、なぜ私たちは急に老け込むのでしょうか。
「年だから仕方ない」で済ませてはいけません。
そこには明確な原因(施工不良)があります。
現場の建物に例えて解説しましょう。
原因①:「無表情」による廃用性萎縮(使わない重機はサビる)
ここ数年のマスク生活で、私たちは人前で表情を作る機会が激減しました。
さらに、暇さえあればスマホを見下ろして、無表情で画面をスクロール。
この生活習慣が、顔の筋肉(表情筋)を廃用性萎縮(使わないから衰える)させてしまったのです。
現場でも、長く動かしていない重機はいざという時にエンジンがかかりませんよね?
あなたの顔の筋肉も、サビついて動かなくなっているのです。
顔には約30種類以上の筋肉がありますが、日本人は普段の会話でその2〜3割しか使っていないと言われています。
筋肉が衰えれば、その上にある脂肪や皮膚(外壁)を支えきれなくなり、重力に負けて垂れ下がります。
これが「たるみ」の正体です。
原因②:ヘルメットとスマホ首による「頭皮のコリ」
これは私たち現場仕事人特有の問題かもしれません。
顔の皮膚と頭皮は、一枚の皮で繋がっています。
ヘルメットで長時間頭を締め付けたり、スマホを見るために下を向いて首の後ろが張ったりすると、頭皮がカチカチに固まります。
頭皮が固まると、顔の皮膚を引き上げる力が弱まり、ズルズルと下に落ちてきます。
つまり、「顔のたるみは頭(頭皮)から始まっている」のです。
顔だけをマッサージしても効果が薄いのは、屋上の防水工事をせずに雨漏りを直そうとしているようなものです。
原因③:顔の筋肉は「薄い」。体の筋肉とは違う繊細なケアが必要
腕や足の筋肉(骨格筋)は骨にガッチリついていますが、顔の筋肉(皮筋)は皮膚に直接くっついている非常に薄くて繊細な筋肉です。
そのため、ダンベルを持つような高負荷は必要ありませんが、少しの刺激でも形が変わりやすいという特徴があります。
「薄い板金」を扱うような繊細さが求められます。
力任せにグイグイ揉んだりすると、皮膚が伸びて余計にたるむ原因になります。
自己流のマッサージが一番危険な理由はここにあります。
【準備編】まずは「地盤改良」。トレーニング前の頭皮ほぐし

いきなり顔を動かす前に、固まった頭皮をほぐして「地盤」を整えましょう。
これをするだけで、顔のリフトアップ効果が倍増します。
側頭筋(こめかみ)ほぐし:食いしばりをリセット
現場でストレスを感じて、奥歯を食いしばっていませんか?
こめかみ付近にある「側頭筋」は、アゴの筋肉と連動しています。
- やり方:耳の上あたり(こめかみ)に手のひらの付け根を当て、円を描くようにグリグリとほぐします。
- ポイント:口を半開きにして、奥歯の力を抜いた状態で行ってください。痛気持ちいい強さで30秒。
後頭筋(うなじ)ほぐし:スマホ首を解放
首の後ろから後頭部にかけての筋肉をほぐします。
ここが緩むと、目がパッチリ開きやすくなります。
- やり方:両手で後頭部を抱え、親指で首の付け根の凹んだ部分(風池などのツボ)を押し上げます。
- ポイント:頭の重みを指に乗せるようにして、ゆっくりと圧をかけます。
【実践編】道具不要!現場の休憩中や運転中にできる「顔トレ」3選

地盤が整ったら、いよいよ建設工事(筋トレ)です。
忙しい合間にできる、効果絶大かつ「短時間」のメニューを厳選しました。
道具はいりません。
①「舌回し運動(ベロ回し)」:二重あごと滑舌を改善する最強ドリル
これが一番効きます。そして一番キツイです。
口の周りの「口輪筋」と、アゴの下の「舌骨筋群」を同時に鍛えます。
【施工手順】
- 口を閉じます。
- 舌先で、歯茎の外側(唇の裏側)をなぞるように、大きく円を描いて回します。
- 右回りに20回、左回りに20回行います。
【注意点】
最初は5周くらいで舌の付け根が吊りそうになりますが、それが効いている証拠です。
早く回す必要はありません。
ゆっくりと、「内側からほうれい線をアイロン掛けする」イメージで押し出しながら回してください。
マスクの下でもできるので、通勤電車の中でもバレずに実行可能です。
②「全力あいうえお体操」:顔全体のラジオ体操。普段使わない筋肉を総動員
顔のパーツを最大限に大きく動かします。
普段3割しか使っていない筋肉を、100%稼働させる訓練です。
声は出さなくてOKです。
【施工手順】
- 「あ」:目も見開いて、あくびをするくらい大きく縦に口を開ける。
- 「い」:口角を耳につけるイメージで横に引く。首筋が浮くくらい全力で。
- 「う」:唇をタコのように前に突き出す。顔のパーツを中心(鼻)に集める。
- 「え」:舌を出して「べー」をする。顔全体を下に伸ばす。
- 「お」:口を縦に伸ばし、ほうれい線を消すイメージで鼻の下を伸ばす。
これを1セットとして、トイレ休憩の鏡の前で3セット。
終わった後、顔がポカポカして血色が良くなります。
③「眼輪筋プッシュ」:死んだ魚のような目を「目力のある目」に変える
パソコンや図面の見過ぎで、まぶたが重くなっていませんか?
おでこの力を使わずに、目を見開くトレーニングです。
これをやると、おでこのシワ予防にもなります。
【施工手順】
- 人差し指と中指で眉毛の上を押さえ、動かないように固定します。
- その状態で、目を細めたり、カッと見開いたりします。
- まぶたの筋肉だけが動いていることを確認しながら、20回繰り返します。
【失敗談】対向車と目が合った瞬間の静寂
ある日、現場へ向かう社用車の中で、信号待ちの時間を利用して「全力あいうえお体操」をしていました。
「うーーー!」と顔を中心に集め、タコのような顔をしていた時です。
ふと視線を感じて横を見ると、隣の車線のトラックの強面な運転手さんとバチッと目が合いました。
彼は「見てはいけないものを見た」という顔で、静かに窓を閉めました。
顔トレは素晴らしいですが、場所(特に窓ガラス越し)には注意しましょう。
今ではスモークガラス越しに行うか、マスクをして行うのが私の鉄則です。
【KY活動】やみくもに動かすのは危険!「シワ」という施工ミスを防ぐルール

表情筋トレは効果が高いですが、リスクもあります。
現場のKY(危険予知)活動と同じく、以下の点に注意してください。
間違ったやり方は、顔に深い溝(シワ)を刻むだけです。
乾燥した状態で動かすな!保湿(潤滑油)なしの稼働はひび割れのもと
乾燥した紙を何度も折り曲げると、折り目がつきますよね?
肌も同じです。
乾燥したカサカサの状態で顔を激しく動かすと、表情ジワがそのまま定着してしまいます。
トレーニングを行う前は、必ず化粧水や乳液で保湿をし、肌に「潤滑油」を塗ってから行ってください。
お風呂上がりに行うのがベストタイミングです。
湿度が高い浴室で行うのもおすすめです。
おでこにシワを寄せるな!目を開ける時は「目の奥」を使う意識で
鏡を見て確認してください。
目を見開く時に、眉毛までグイッと上げて、おでこに横ジワが入っていませんか?
これを繰り返すと、立派な「おでこの波平さんジワ」が完成してしまいます。
目を開ける時は、眉毛を動かさず、まぶたの筋肉(眼瞼挙筋)だけで開ける練習をしてください。
先ほど紹介した「指で眉毛を押さえるトレーニング」が有効です。
「目の奥でシャッターを開ける」ような感覚です。
やりすぎ注意。顔の筋肉は小さいからすぐにオーバーワークになる
顔の筋肉は小さいので、すぐに疲労します。
やりすぎると筋肉が痙攣(けいれん)したり、逆に硬直して変な表情癖がついたりします。
「1日3分」程度で十分です。
長時間やることよりも、「毎日やること」の方が重要です。
仕上げは「外壁塗装(スキンケア)」。男こそ化粧水を使うべき理由

筋肉(内部構造)を鍛えたら、最後は表面の仕上げ(外壁塗装)です。
「男が化粧水なんて…」と思っているあなた、その考えはもう古いです。
現場で働く男こそ、スキンケアが必要です。
紫外線ダメージは「コンクリートのひび割れ」と同じ
現場監督は紫外線を浴びる機会が多いです。
紫外線は肌の奥のコラーゲンを破壊し、たるみやシワの原因になります。
日焼けして黒くなるのは構いませんが、ダメージを放置してはいけません。
朝は必ず「日焼け止め」を塗ってください。
最近はベタつかないメンズ用の日焼け止めもコンビニで売っています。
ヒゲ剃りは「表面研磨」。削った後は保護剤を塗れ
毎朝のヒゲ剃りは、肌の表面(角質層)を刃物で削り取っているのと同じです。
削りっぱなしにしていれば、肌は乾燥し、ボロボロになります。
乾燥した肌は防御力が落ち、たるみやすくなります。
高い化粧品はいらないので、ドラッグストアで売っている、化粧水と乳液が一緒になった「メンズ用オールインワンジェル(1000円くらい)」を使ってください。
風呂上がりにバシャッと塗るだけ。
所要時間10秒です。
これだけで、翌朝の顔の「ハリ」が違います。
【体験談】事務員さんの一言で気づいた変化
顔トレとスキンケア(といっても安いジェルを塗るだけ)を始めて2ヶ月が経った頃です。
現場事務所で書類整理をしていると、普段あまり話さない事務員の女性から声をかけられました。
「ハリまるさん、最近なんか雰囲気変わりました? 前はいつも怒ってるように見えたんですけど、最近表情が柔らかいというか…若返りました?」
お世辞かもしれませんが、飛び上がるほど嬉しかったです。
「あ、外壁塗装(スキンケア)と構造補強(筋トレ)の効果出てるな」と確信しました。
男の顔なんて誰も見てないと思っていましたが、意外と見られているものです。
その日は、職人さんへの指示出しもいつもより滑舌良く、自信を持って行えました。
【食事編】アゴを鍛える「咀嚼」トレーニング

最後に、日常生活でできる顔トレを紹介します。
それは「よく噛むこと」です。
最近は柔らかい食べ物ばかり好まれますが、アゴの筋肉が衰えると、フェイスラインがぼやけてきます。
スルメ、ナッツ、玄米など、歯応えのあるものを意識してメニューに取り入れてください。
そして、一口につき30回噛む。
これだけで、食事のたびに「小顔矯正」をしているのと同じ効果が得られます。
早食いはデブのもとであり、たるみのもとです。
まとめ:顔は一番露出する「看板」。体と同じくメンテナンスして、良い仕事をしよう

顔は、服で隠せない唯一のパーツであり、あなたの「看板」です。
看板がボロボロで錆びついていると、どんなに良い仕事をしても、相手に「疲れてるな」「頼りないな」という印象を与えてしまいます。
表情筋トレは、整形手術のように劇的に顔を変えるものではありません。
しかし、毎日コツコツ続けることで、「元気で、頼りがいのある、良い顔」を作ることは確実にできます。
まずは今日のお風呂上がり、鏡の前で思いっきり「あいうえお」と言ってみてください。




