ジムの服装、何着ればいい?現場監督が教える「ユニクロ・ワークマン」最強説とNG例

ジムの服装、何着ればいい?現場監督が教える「ユニクロ・ワークマン」最強説とNG例 筋トレ

お疲れ様です、現場監督のハリまるです。
今日もワークマンのカーゴパンツを履いて、現場の足場を駆け回ってきました。
職人さんたちの作業着を見ていると、「動きやすさ」と「耐久性」がいかに重要か、毎日勉強になります。

さて、これからジムに通おうと決意したあなた。
入会届を書くペンを持つ手が震えるほど、ある一つの「悩み」に支配されていませんか?

「ジムに着ていく服がない…」
「ガチ勢のマッチョたちの中で、ユニクロなんて着てたら笑われるんじゃないか?」
「いきなりナイキやアディダスの全身コーデを揃えるのは、財布が痛いし、形から入ってると思われたくない」

その気持ち、痛いほどわかります。
私も体重98kgで初めてジムに入会した時、鏡に映る自分のダルダルな体を見て、「こんな体でピチピチのウェアを着たら、完全に晒し者だ」と被害妄想に陥り、スポーツショップの前を行ったり来たりしていました。

しかし、断言します。
ジム初心者に、高いブランドウェアは不要です。
現場を知り尽くした私から言わせれば、身近にある「ユニクロ」と「ワークマン」こそが、最強のトレーニングウェアです。

この記事では、コスパと機能を両立させ、誰にもナメられず、かつ快適に筋トレをするための「服装の正解」を、靴下や下着に至るまで徹底的に解説します。

これを読めば、もう服選びで迷う時間はゼロになります。

この記事でわかること

  • 「誰も見ていない」は本当か?ジムにおける自意識過剰の捨て方
  • 現場監督が保証する「ワークマン・ユニクロ」の具体的な神アイテム
  • 意外と知らない「シューズ」と「パンツ(下着)」の選び方で筋トレ効果が変わる理由
    1. この記事でわかること
  1. 初心者が陥る「自意識過剰」の罠!ジムで誰もあなたの服を見ていない理由
    1. マッチョは自分の筋肉しか見ていない(鏡の中の自分に夢中)
    2. 「ダサい」と思われるのは服ではなく「清潔感」の欠如
      1. 【体験談】元98kgの私が「芋ジャージ」でジムに行った時の話
  2. 現場監督が断言!筋トレウェアに「ユニクロ」と「ワークマン」を推す理由
    1. 機能性が建設現場レベル!ワークマンの「冷感・速乾」はガチ
    2. ユニクロの「スポーツユーティリティウェア」はコスパの化け物
    3. 高いブランドウェアは「体が出来上がってから」のご褒美でいい
  3. 【部位別・完全版】失敗しない選び方の鉄則(トップス・ボトムス)
    1. トップス:綿100%は避けろ!ポリエステル混合の「伸縮性」が命
    2. ボトムス:膝上の短パンか、ジョガーパンツか?(太ももの太さで選ぶ)
  4. 意外と盲点!「シューズ」「下着」「靴下」こそ投資すべき理由
    1. シューズ:ランニングシューズはNG?底が平らな靴が良い理由
    2. 下着(パンツ):トランクスは卒業しろ!ボクサーパンツ一択
    3. 靴下:5本指ソックスが最強のパフォーマンスを生む
      1. 【体験談】フカフカの靴でスクワットをして死にかけた日
  5. 臭い対策はマナー!化繊ウェアの「スメハラ」を防ぐ洗濯術
    1. 普通の洗剤だけでは落ちない?「酸素系漂白剤」を使え
  6. モチベーションを爆上げする「形から入る」戦略の是非
    1. あえて「ワンサイズ小さめ」を買って自分を追い込む荒療治
  7. まとめ:ウェアは「戦闘服」。安く賢く揃えて、ジムという戦場へ向かえ!

初心者が陥る「自意識過剰」の罠!ジムで誰もあなたの服を見ていない理由

初心者が陥る「自意識過剰」の罠!ジムで誰もあなたの服を見ていない理由

まず最初に、あなたの心のハードルを破壊しておきましょう。
「ダサいと思われたくない」という恐怖心ですが、これは99%が取り越し苦労です。
ジムという空間の特殊性を理解すれば、恐怖は消えます。

マッチョは自分の筋肉しか見ていない(鏡の中の自分に夢中)

ジムに行くとわかりますが、本気でトレーニングしている人(いわゆるガチ勢)ほど、インターバル中は鏡の中の自分を見つめています。
彼らはナルシストなわけではなく、「筋肉の収縮」や「フォームの正確さ」を確認することに命をかけているのです。

彼らの視界に入っているのは「自分」と「ダンベル」だけ。
あなたが中学のジャージを着ていようが、最新のナイキを着ていようが、彼らにとっては背景の一部(壁紙)にすぎません。
自意識過剰になるだけエネルギーの無駄です。

「ダサい」と思われるのは服ではなく「清潔感」の欠如

唯一、周囲から冷ややかな目で見られるとしたら、それは「服のブランド」ではなく「清潔感」と「マナー」です。
どんなに高いウェアを着ていても、以下のような状態ならアウトです。

  • 生乾きの雑巾のような臭いがする
  • 首元がヨレヨレで黄ばんでいる
  • サイズが合っておらず、下着が見えそうになっている

逆に言えば、無地の安いTシャツでも、洗濯が行き届いていてサイズ感が合っていれば、誰も「ダサい」とは思いません。
ジムはファッションショーではなく、己を磨く「道場」であり「現場」ですから。

【体験談】元98kgの私が「芋ジャージ」でジムに行った時の話

実を言うと、私が最初にジムに行った時は、クローゼットの奥から引っ張り出した「毛玉だらけのジャージ」でした。
受付を通る時は心臓がバクバクしましたが、いざトレーニングエリアに入ると、誰も私になんて興味を示しませんでした。

むしろ、必死に汗をかいて走っていると、隣のムキムキのおじさんが「いい汗かいてるね!」と会釈してくれたくらいです。
「誰も俺のことなんか見てない。見ているのは『頑張っている姿』だけだ」
この事実に気づいた瞬間、私のジムライフは一気に気楽なものになりました。

現場監督が断言!筋トレウェアに「ユニクロ」と「ワークマン」を推す理由

現場監督が断言!筋トレウェアに「ユニクロ」と「ワークマン」を推す理由

「じゃあ何を着ればいいの?」という問いに対して、私は迷わず「ユニクロ」と「ワークマン」を推します。
特にワークマンは、建設業界で培われたノウハウが詰まっており、筋トレとの相性が抜群です。

機能性が建設現場レベル!ワークマンの「冷感・速乾」はガチ

私たち現場監督や職人が愛用するワークマン。
最近は「ワークマンプラス」などでカジュアル路線も強いですが、その本質は「過酷な環境に耐える機能性」です。

真夏の炎天下、鉄骨の上で作業するための「吸汗速乾」「接触冷感」「耐久性」。
これらは、ジムでのハードなトレーニングにもそのまま応用できます。
特に以下のシリーズは神です。

  • Find-Out(ファインドアウト):スポーツ特化ライン。Tシャツが580円〜980円で買えます。
  • 冷感コンプレッションインナー:汗を吸ってすぐに乾くので、汗冷えしません。

生地が丈夫なので、バーベルを背負っても破れにくいのもポイントです。
ナイキのTシャツ1枚の値段で、ワークマンなら全身コーデが揃います。

ユニクロの「スポーツユーティリティウェア」はコスパの化け物

一方、ユニクロも負けていません。
特に「ドライEX」シリーズは、プロのアスリートも愛用するほどのクオリティです。
デザインが極めてシンプルでロゴの主張がないため、「どこのブランド着てるの?」と値踏みされることもありません。
「無印良品」的なミニマリズムが好きな人には最適です。

「ユニクロで全身揃えて、浮いたお金をプロテインと鶏むね肉に回す」
これが、賢い社会人トレーニーの戦略です。

高いブランドウェアは「体が出来上がってから」のご褒美でいい

最初から1枚5,000円もするアンダーアーマーやゴールドジムのウェアを買う必要はありません。
筋トレを続ければ、必ず体型が変わります。
今買った服は、半年後にはブカブカになって着られなくなる可能性が高いのです(これは嬉しい悲鳴ですが)。

ブランドウェアは、目標体重をクリアした時、あるいはベンチプレスで目標重量を挙げた時の「自分へのご褒美」として取っておきましょう。
その方がモチベーションも続きます。

【部位別・完全版】失敗しない選び方の鉄則(トップス・ボトムス)

【部位別・完全版】失敗しない選び方の鉄則(トップス・ボトムス)

ブランドは何でも良いですが、「素材」と「形状」選びだけは間違えてはいけません。
ここをミスると、不快感でトレーニングに集中できなくなります。

トップス:綿100%は避けろ!ポリエステル混合の「伸縮性」が命

普段着のTシャツ(綿100%)でジムに行くのはお勧めしません。
綿は肌触りが良いですが、一度濡れると乾きにくい性質があります。
汗を含んで重くなったTシャツが体にベチャッと張り付く不快感は、雨の日の現場作業と同じくらいストレスです。

必ずタグを見て、「ポリエステル」が含まれている化繊素材(ドライ素材)を選んでください。
サラッとしていて動きやすく、汗冷えも防げます。

【サイズ感の注意】
初心者は「オーバーサイズ」より「ジャストサイズ」がお勧めです。
あまりにダボダボだと、マシンの可動部に服が挟まるリスクがあります。
現場でも「服の巻き込み事故」はご法度です。

ボトムス:膝上の短パンか、ジョガーパンツか?(太ももの太さで選ぶ)

ボトムスは、動きやすさ(特にしゃがみやすさ)を最優先してください。

  • ハーフパンツ:膝に引っかからないので、スクワットがやりやすい。初心者は膝上丈がお勧め(膝下だと動きにくく、短足に見えがち)。すね毛が気になる人は、下に「スポーツタイツ」を履けば解決です。
  • ジョガーパンツ:足首が絞られている長ズボン。冬場や、足を露出したくない人にお勧め。必ず「ストレッチ素材」を選んでください。伸びない素材でスクワットをすると、お尻が破れます(経験談)。

個人的には、最初は「ユニクロのウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ」一本でオールシーズンいけます。

意外と盲点!「シューズ」「下着」「靴下」こそ投資すべき理由

意外と盲点!「シューズ」「下着」「靴下」こそ投資すべき理由

Tシャツは安物でいいですが、足元と下着には少しだけこだわってください。
ここがトレーニングの質(パフォーマンス)を左右します。

シューズ:ランニングシューズはNG?底が平らな靴が良い理由

ここが一番の盲点であり、初心者がやりがちなミスです。
「運動靴なら何でもいいだろ」と、クッション性の高いフカフカのランニングシューズを履いていませんか?

実は、スクワットやデッドリフトなどの筋トレにおいて、厚底のクッションはです。
足元がフカフカしていると、重いものを持った時にバランスが取れず、力が逃げてしまいます。
最悪の場合、足首をグネります。

筋トレにお勧めなのは、コンバースやバンズのような「底が平らで硬い靴」です。
実は、ワークマンの作業靴「建さんII(たてさん)」や「健さん作業靴」をジムシューズとして愛用するマニアも多いです。
価格は驚異の680円〜。
現場で培われた「地面を掴むグリップ力」は、ジムの床でも最強です。

下着(パンツ):トランクスは卒業しろ!ボクサーパンツ一択

男性諸君、まさかトランクスでジムに行こうとしていませんか?
トランクスは通気性が良いですが、ホールド力がありません。
激しく動くと「あそこ」が暴れて集中できませんし、最悪の場合、隙間から見えてしまうリスクもあります。

ジムでは必ず、フィット感のある「ボクサーパンツ」を履きましょう。
ユニクロの「エアリズムボクサーブリーフ」なら蒸れも防げて快適です。

靴下:5本指ソックスが最強のパフォーマンスを生む

これも現場監督の知恵ですが、靴下は「5本指ソックス」が最強です。
足の指が独立して動かせるため、地面をグッと掴む感覚が鋭くなります。
踏ん張りが効くと、スクワットの挙上重量が変わります。
見た目は少しおじさん臭いかもしれませんが、シューズの中に隠れるので問題ありません。

【体験談】フカフカの靴でスクワットをして死にかけた日

筋トレを始めたばかりの頃、私は家にあった高価なランニングシューズでジムに行きました。
「高い靴だから性能もいいはず」と思い込み、バーベルを担いでスクワットを開始。

しかし、しゃがみ込んだ瞬間、靴のクッションがグニャリと沈み込み、バランスを崩して後ろに転倒しかけました。
セーフティーバーのおかげで助かりましたが、冷や汗が止まりませんでした。
翌日、すぐに靴底の薄いフットサルシューズ(底が平ら)を買いに走りました。
「走るための靴」と「踏ん張るための靴」は、設計思想が全く違うのだと痛感した出来事です。

臭い対策はマナー!化繊ウェアの「スメハラ」を防ぐ洗濯術

臭い対策はマナー!化繊ウェアの「スメハラ」を防ぐ洗濯術

最後に、服装選びと同じくらい重要な「ニオイ」の話をします。
ポリエステルなどの化繊素材は、乾きやすい反面、皮脂汚れが残りやすく「雑巾のような生乾き臭」が発生しやすい弱点があります。
自分では気づきにくいですが、周りにとっては地獄です(スメルハラスメント)。

普通の洗剤だけでは落ちない?「酸素系漂白剤」を使え

もしウェアから嫌なニオイが取れない場合は、通常の洗濯に加えて「酸素系漂白剤(ワイドハイターやオキシクリーン)」を使いましょう。
40〜50度のお湯に漬け置きしてから洗うと、蓄積された皮脂汚れとニオイ菌が死滅します。

「清潔感のあるウェア」とは、新品の服のことではなく、「臭わない服」のことです。
これは、大人の男のエチケットとして徹底しましょう。

モチベーションを爆上げする「形から入る」戦略の是非

モチベーションを爆上げする「形から入る」戦略の是非

基本は安物でOKと言いましたが、あえて「形から入る」ことで退路を断つ戦略もあります。
私も停滞期にはこの手を使います。

あえて「ワンサイズ小さめ」を買って自分を追い込む荒療治

「痩せたら着よう」ではなく、「今着て、パツパツの自分を鏡で直視する」のです。
お腹周りが苦しいウェアを着ていると、ジムにいる間中、「早くこの腹をなんとかしなければ」という強烈なプレッシャーがかかります。
ドMな思考ですが、これが意外と効きます。
ワークマンなら数百円でこの実験ができます。

まとめ:ウェアは「戦闘服」。安く賢く揃えて、ジムという戦場へ向かえ!

まとめ:ウェアは「戦闘服」。安く賢く揃えて、ジムという戦場へ向かえ!

ジムの服装選びに、絶対の正解はありません。
しかし、不正解(綿100%、トランクス、ランニングシューズでのスクワット)はあります。

最初はユニクロやワークマンで、機能的かつシンプルなものを揃えてください。
総額5,000円もあれば、シューズを含めても十分すぎる装備が整います。
そして、浮いたお金で良質なプロテインとサプリメントを買いましょう。

一番かっこいいのは、高い服を着ている人ではなく、「安い服を着ていても、体が仕上がっている人」です。
筋肉こそが最高のファッション。

さあ、服の悩みはこれで解決です。今すぐ着替えて、ジムという戦場へ向かいましょう!
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