【自宅ジム化】安物買いは銭失い!現場監督が厳選した「一生使える」筋トレ器具3選と、即ゴミになった失敗グッズ

【自宅ジム化】安物買いは銭失い!現場監督が厳選した「一生使える」筋トレ器具3選と、即ゴミになった失敗グッズ 器具 グッズ

お疲れ様です、現場監督のハリまるです。
今日も現場で職人さんの道具箱を覗き見ていました。
「弘法筆を選ばず」なんて言葉がありますが、現場では嘘です。
腕の良い職人ほど、手入れされた良い道具(マキタの電動工具など)を使っています。

さて、自宅で筋トレを始めようと決意したあなた。
Amazonや楽天で「筋トレ 器具」と検索して、途方に暮れていませんか?

「おすすめ20選!とか言われても、多すぎて選べない…」
「部屋が狭いから、なるべく場所を取らないものがいい」
「高いのを買って、もし続かなかったら奥さんに殺される…」

その気持ち、痛いほどわかります。
私も最初は「とりあえず安いのでいいや」と適当なダンベルを買い、使い勝手の悪さに絶望して、結局買い直すという「安物買いの銭失い」を経験しました。

断言します。
自宅をジム化するために必要な道具は、あれもこれも必要ありません。
現場監督の私が厳選した、たった3つの「神器」さえあれば、一生ものの体が作れます。

この記事では、無駄な出費を抑え、最短で理想の体を作るための「道具選びの正解」と、絶対に買ってはいけない「失敗グッズ」について、本音で解説します。

この記事でわかること

  • 器具を買う前に絶対やるべき「床の養生(保護)」と防音対策
  • 現場監督が保証する「可変式ダンベル・ベンチ・マット」の選び方
  • 部屋が狭くても大丈夫!家族に怒られない収納とレイアウト術
    1. この記事でわかること
  1. 器具を買う前の「KY活動(危険予知)」!まずは「床の養生」から始めよ
    1. フローリング直置きは退去時に泣くぞ。「ジョイントマット」は必須
    2. 防音対策こそ大人のマナー。階下への振動を防ぐコツ
  2. 【三種の神器】これさえあればジムは不要!現場監督が選ぶ「一生モノ」
    1. ①「可変式ダンベル」:カチャカチャ回すだけで重量変更。プレート交換の時間は無駄!
      1. 【体験談】スクリュー式から可変式に変えた日の感動
    2. ②「インクラインベンチ」:角度がつくだけで種目が3倍に増える魔法の椅子
    3. ③「アブローラー(腹筋ローラー)」:1000円で腹筋を破壊する最強コスパ器具
  3. 【閲覧注意】私が過去に買って後悔した「粗大ゴミ」リスト
    1. プラスチック製の安いダンベル(デカすぎて可動域が狭まる)
    2. 腹筋マシン(ワンダー◯◯系):結局クローゼットの肥やし
    3. 安物のトレーニングチューブ:現場で切れて背中に直撃した痛み
  4. 狭い部屋(現場)を広く使うための「収納・レイアウト」術
    1. ダンベルは部屋の「隅」ではなく「生活動線」に置け
    2. ベンチは折りたたみ式を選ぶべきか?強度の問題
      1. 【体験談】妻の怒りを鎮めた「布一枚」の魔法
  5. まとめ:良い道具は「やる気」を作る。初期投資をケチらず、最高の環境を作ろう

器具を買う前の「KY活動(危険予知)」!まずは「床の養生」から始めよ

器具を買う前の「KY活動(危険予知)」!まずは「床の養生」から始めよ

「よし、ダンベルを買おう!」
ちょっと待ってください。
現場監督として言わせてもらうと、それは順序が逆です。
重い機材を搬入する前に、まずは現場(部屋)の「養生(ようじょう)」をするのが鉄則です。

そのままフローリングにダンベルを置けば、確実に床が傷つきます。
賃貸なら退去時に高額な修繕費を請求され、持ち家なら奥さんの雷が落ちます。
まずは土台を固めましょう。

フローリング直置きは退去時に泣くぞ。「ジョイントマット」は必須

ヨガマット1枚では不十分です。
ダンベルを誤って落とした時の衝撃は凄まじく、薄いマットでは床まで衝撃が貫通します。

私のおすすめは、厚さ1.5cm〜2cm以上の「大判ジョイントマット(硬度高め)」です。
ホームセンターで売っているペラペラのコルクマットではなく、ジム用の硬いゴムマットが理想ですが、最初はEVA素材の厚手のものでも十分です。
これを部屋の一角(畳2畳分くらい)に敷き詰めるだけで、そこは立派な「トレーニングエリア」になります。

防音対策こそ大人のマナー。階下への振動を防ぐコツ

マンションやアパートの2階以上に住んでいる場合、ダンベルを置く「ゴトッ」という音は、下の階の人にとってかなりのストレスです。
トラブル回避のためにも、以下の「防音サンドイッチ」をお勧めします。

  1. ジョイントマット(衝撃吸収)
  2. 合板やコンパネ(荷重分散・現場で余った板など)
  3. 薄手のラグやカーペット(吸音)

ここまでやれば、深夜にトレーニングしても苦情が来ることはまずありません。
「近隣対策」も現場監督(トレーニー)の大事な仕事です。

【三種の神器】これさえあればジムは不要!現場監督が選ぶ「一生モノ」

【三種の神器】これさえあればジムは不要!現場監督が選ぶ「一生モノ」

床の養生ができたら、いよいよ機材搬入です。
あれこれ買う必要はありません。
以下の3つがあれば、全身をくまなく鍛え上げることができます。

①「可変式ダンベル」:カチャカチャ回すだけで重量変更。プレート交換の時間は無駄!

これが最も重要です。
絶対に「可変式ダンベル(アジャスタブルダンベル)」を買ってください。

昔ながらの「スクリュー式(プレートをねじ込んで留めるタイプ)」は安くて魅力的ですが、おすすめしません。
なぜなら、重量を変えるたびにクルクルと留め具を回して、プレートを付け替える作業が発生するからです。
この「交換の手間」が、トレーニングの集中力を完全に断ち切ります。
「ドロップセット(限界が来たら軽くして続ける法)」なんて不可能です。

最近の可変式ダンベル(フレックスベルやブロックダンベルなど)は、ダイヤルをカチャッと回すだけで、2秒で重量が変わります。
「時間は金」です。
初期投資は数万円かかりますが、ジムの会費半年分だと思えばすぐに元が取れます。

【体験談】スクリュー式から可変式に変えた日の感動

最初はケチって、プレート交換式の安いダンベルセットを買いました。
しかし、ベンチプレスからアームカールに移るたびに、3分かけてプレートを付け替える作業が苦痛で仕方ありませんでした。
「筋トレしてる時間より、ネジ回してる時間の方が長くね?」
そう気づいて、ボーナスで3万円の可変式ダンベルを購入。
その快適さは革命的でした。
「カチャッ、スッ」と重量が変わるスマートさ。
トレーニング時間が半分に短縮され、密度が濃くなったおかげで、そこから筋肉の成長速度が一気に加速しました。

②「インクラインベンチ」:角度がつくだけで種目が3倍に増える魔法の椅子

次に必要なのが「ベンチ台」です。
ここで注意すべきは、平らなだけの「フラットベンチ」ではなく、背もたれの角度が変えられる「インクラインベンチ」を選ぶこと。

角度がつくと何が良いのか?
それは「大胸筋上部(鎖骨側)」や「肩」を狙った種目ができるようになるからです。
Tシャツが似合う盛り上がった胸を作るには、上部のトレーニングが不可欠。
フラットベンチではここを鍛えるのが難しいのです。
耐荷重は「自分の体重+扱うダンベルの合計」以上が必要なので、最低でも200kg〜300kg耐えられる頑丈なものを選びましょう。

③「アブローラー(腹筋ローラー)」:1000円で腹筋を破壊する最強コスパ器具

最後の一つは、地味ですが最強の「アブローラー」です。
ホームセンターで1000円くらいで売っている、あのタイヤがついた棒です。

これ一つで、腹筋はもちろん、背筋、腕、体幹まで強烈に鍛えられます。
下手に数万円する電気ビリビリマシンや、通販番組のゆらゆらする椅子を買うより、100倍効果があります。
床に膝をついて転がす「膝コロ」から始め、最終的には立ったまま行う「立ちコロ」を目指しましょう。
これができれば、あなたの腹筋はバキバキです。

【閲覧注意】私が過去に買って後悔した「粗大ゴミ」リスト

【閲覧注意】私が過去に買って後悔した「粗大ゴミ」リスト

成功談だけでなく、失敗談も共有します。
これらは私の家のクローゼットの奥で眠っているか、粗大ゴミの日に旅立っていった戦友たちです。

プラスチック製の安いダンベル(デカすぎて可動域が狭まる)

中身がセメントや砂でできている、巨大なプラスチックダンベル。
安いので初心者は買いがちですが、やめておきましょう。
同じ重さでも鉄製に比べてサイズが巨大すぎるため、体にぶつかって可動域が制限されます。
あと、経年劣化で中から砂が漏れてきて、部屋がジャリジャリになります(現場かよ!とツッコみました)。

腹筋マシン(ワンダー◯◯系):結局クローゼットの肥やし

テレビを見ながら楽に腹筋ができる系のマシン。
最初は楽しいのですが、場所を取る上に、負荷が軽すぎてすぐに物足りなくなります。
最終的には「ちょっと高価な座椅子」か「ハンガーラック」になります。
腹筋はアブローラー一本で十分です。

安物のトレーニングチューブ:現場で切れて背中に直撃した痛み

チューブトレーニング自体は優秀ですが、100均や激安品のチューブは危険です。
ゴムが劣化しやすく、伸ばしている最中に「バチンッ!」と切れることがあります。
背中で切れた時の痛みは、鞭で打たれたかのよう。
買うなら、しっかりしたメーカーの耐久性が高いものを選びましょう。

狭い部屋(現場)を広く使うための「収納・レイアウト」術

狭い部屋(現場)を広く使うための「収納・レイアウト」術

「でも、部屋が狭いから置き場がない…」
そんなあなたのための、現場監督流収納術です。

ダンベルは部屋の「隅」ではなく「生活動線」に置け

邪魔だからといって、ダンベルをクローゼットやベッドの下に隠してはいけません。
人間は目に見えないものを忘れます。
「出すのが面倒くさい」=「筋トレしない」に直結します。

あえて、リビングのテレビの横や、よく通る場所に「見せる収納」として鎮座させてください。
目に入るたびに「あ、やらなきゃ」という「視覚的トリガー」が働きます。
可変式ダンベルならデザインもスタイリッシュなので、インテリアとしても(ギリギリ)成立します。

ベンチは折りたたみ式を選ぶべきか?強度の問題

部屋を広く使うために「折りたたみベンチ」を選ぶのも一つの手ですが、強度が少し落ちるのが難点です。
高重量を扱う予定なら、折りたためない固定式の方がガタつきがなく安全です。
その代わり、使わない時はベンチの上に洗濯物を置かないというルールを家族と決めましょう(我が家はここで揉めました)。

【体験談】妻の怒りを鎮めた「布一枚」の魔法

リビングにベンチとダンベルを出しっ放しにしていたら、妻から「掃除の邪魔! 部屋がジムみたいで落ち着かない!」とクレームが入りました。
撤去命令が出そうになりましたが、私は現場の発想で解決しました。
使わない時は、お洒落な「マルチカバー(大きな布)」をベンチとダンベルの上からバサッとかけるようにしたのです。
すると、無骨な鉄の塊が、なんとなくインテリアの一部(謎のオブジェ)のように見えなくもありません。
「これなら許す」とのお達しをいただき、私のホームジムは守られました。
家族との共存(近隣対策)も重要です。

まとめ:良い道具は「やる気」を作る。初期投資をケチらず、最高の環境を作ろう

まとめ:良い道具は「やる気」を作る。初期投資をケチらず、最高の環境を作ろう

「形から入る」というのは、決して悪いことではありません。
使いにくい道具でストレスを感じながらやる作業と、プロ仕様の道具でサクサク進む作業。
どちらが続くかは明白です。

今回紹介した「可変式ダンベル」「インクラインベンチ」「アブローラー」。
そして土台となる「マット」。
これらを揃えるには5〜6万円かかるかもしれません。
しかし、ジムに通えば半年で消える金額です。
器具を買ってしまえば、あとは無料で一生使い放題。
雨の日も、台風の日も、パジャマのままでもトレーニングできます。

さあ、まずは部屋の片隅を片付けて、マットを敷くところから始めましょう。そこが、あなたの人生を変える「最高の現場」になります。ご安全に!
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