【筋トレシューズの選び方】ランニングシューズはNG?現場監督が教える「底が平らな靴」が最強な理由とおすすめ3選

【筋トレシューズの選び方】ランニングシューズはNG?現場監督が教える「底が平らな靴」が最強な理由とおすすめ3選 器具 グッズ

お疲れ様です、現場監督のハリまるです。
現場では、高所作業なら「鳶(とび)靴」、足場の悪い場所なら「長靴」、内装工事なら「上履き」と、作業内容に合わせて足元を変えるのが常識です。
「足元がおろそかな奴は、いい仕事ができない」
これは親方の口癖ですが、筋トレにおいても全く同じことが言えます。

さて、これからジムに通おうとしているあなた。
あるいは、既に通っているあなたに質問です。

「その足元、クッションでフカフカのランニングシューズを履いていませんか?」

もし答えがYESなら、今すぐ脱いでください。
有酸素運動なら正解ですが、スクワットやデッドリフトなどの筋トレにおいて、ランニングシューズは「不安定なスポンジの上で重機を操作する」のと同じくらい危険な行為です。

この記事では、なぜ筋トレに「底が平らな靴」が必要なのか、現場の安全管理理論に基づいて解説し、コンバースやワークマンなど、コスパ最強のおすすめシューズを紹介します。

この記事でわかること

  • ランニングシューズでスクワットをすると「関節」を痛める物理的理由
  • 現場監督がジムで愛用する「ワークマン建さんII(680円)」の驚くべき性能
  • ガチ勢も履いている「コンバース」や「足袋靴」が筋トレに向いているワケ
    1. この記事でわかること
  1. なぜ筋トレに「ランニングシューズ」は危険なのか?現場の「基礎工事」理論
    1. クッション=スポンジ。不安定な足場で重機を操作するリスク
    2. 力が地面に逃げる。「踏ん張り」が効かないと重量は伸びない
    3. 【結論】走るならクッション、持つならフラット。目的で履き分けろ
  2. 失敗しない「筋トレシューズ」選びの3大条件(グリップ・底の薄さ・ホールド感)
    1. ①グリップ力:現場の安全靴と同じ。地面を噛む力が命
    2. ②底の薄さと硬さ:裸足感覚に近いほど、バランスが取れる
    3. ③ホールド感:横ズレを防ぐ。靴の中で足が泳ぐと怪我をする
  3. 【タイプ別おすすめ】現場監督が厳選する「使える」シューズ3選
    1. ①【コスパ最強】ワークマン「建さんII」&「足袋靴」。680円でプロ級のグリップ
      1. 【体験談】「その靴、わかってるね」と褒められた日
    2. ②【ド定番】コンバース「オールスター」&VANS。お洒落と機能を両立
    3. ③【ガチ勢向け】専用リフティングシューズ。スクワット特化の「かかと」の秘密
  4. ジムでの「靴」に関するマナーと、よくある疑問
    1. 外履きと内履きは分けるべき?エチケットと安全面の話
    2. 裸足(ソックス)でのトレーニングはあり?ジムのルールを確認せよ
    3. サンダルやクロックスは論外。ダンベル落下=足指粉砕のリスク
      1. 【目撃談】サンダル履きの若者が招いた静寂
  5. まとめ:足元が変われば、トレーニングの質が変わる。まずは「底」を見直そう

なぜ筋トレに「ランニングシューズ」は危険なのか?現場の「基礎工事」理論

なぜ筋トレに「ランニングシューズ」は危険なのか?現場の「基礎工事」理論

まず、多くの初心者がやってしまう「とりあえず運動靴なら何でもいいでしょ」という間違いについて訂正させてください。
靴の選択ミスは、怪我に直結します。

クッション=スポンジ。不安定な足場で重機を操作するリスク

ランニングシューズは「走る時の衝撃を吸収する」ために作られています。
つまり、靴底が厚いクッション(スポンジやゲル)で出来ています。
これは走る分には天国ですが、重いバーベルを担いで踏ん張る時には地獄になります。

想像してみてください。
ふかふかの布団の上で、重い荷物を持ってスクワットができますか?
足元がグラグラして、バランスを取ろうと膝や足首が変な方向に曲がりますよね。
ランニングシューズで筋トレをするのは、これと同じ状態です。
重心が安定しないため、本来筋肉にかかるべき負荷が関節に逃げ、膝や腰を痛める原因になります。

力が地面に逃げる。「踏ん張り」が効かないと重量は伸びない

現場の基礎工事と同じで、土台(足元)がしっかりしていないと、上物(バーベル)を支える力は発揮できません。
クッション性のある靴は、あなたが地面を蹴る力を吸収してしまいます。
せっかく「100の力」で踏ん張っても、靴が「30」くらい吸収してしまい、地面には「70」しか伝わりません。

逆に、底が硬い靴なら、踏ん張った力がダイレクトに床に伝わります。
この「反作用」の力を使えるかどうかが、高重量を扱えるかどうかの分かれ道です。

【結論】走るならクッション、持つならフラット。目的で履き分けろ

ジムで「ランニングマシンで走った後に、そのまま筋トレエリアに行く」という人は多いですが、理想を言えば履き替えるべきです。
面倒なら、最初から「筋トレ用(底が平らな靴)」で統一し、有酸素運動はバイク(自転車)にするなどの工夫をしましょう。
「筋トレ=底が平らで硬い靴」
これだけは覚えて帰ってください。

失敗しない「筋トレシューズ」選びの3大条件(グリップ・底の薄さ・ホールド感)

失敗しない「筋トレシューズ」選びの3大条件(グリップ・底の薄さ・ホールド感)

では、具体的にどんな靴を選べばいいのか。
現場監督が安全靴を選ぶ時と同じ基準で解説します。

①グリップ力:現場の安全靴と同じ。地面を噛む力が命

ツルツルの床で滑る靴は論外です。
ワイドスタンス(足を広げる)でスクワットをした時、足が外側に滑ったら大惨事になります。
ゴム底(ラバーソール)で、しっかりと床を噛むグリップ力があるものを選んでください。
体育館履きやフットサルシューズのような裏面が理想です。

②底の薄さと硬さ:裸足感覚に近いほど、バランスが取れる

靴底(ソール)は、薄ければ薄いほど良いです。
裸足に近い感覚で、「足の指で地面を掴む」ことができるからです。
そして、押しても凹まない「硬さ」が必要です。
クッション性はゼロで構いません。

③ホールド感:横ズレを防ぐ。靴の中で足が泳ぐと怪我をする

サイズ選びも重要です。
大きめのサイズを履いていると、踏ん張った時に靴の中で足がズレてしまいます。
紐やマジックテープで、足の甲をガッチリ固定できるものを選びましょう。
スリッポンタイプよりも、紐靴の方が微調整が効くのでおすすめです。

【タイプ別おすすめ】現場監督が厳選する「使える」シューズ3選

【タイプ別おすすめ】現場監督が厳選する「使える」シューズ3選

高いスポーツブランドの専用シューズを買う必要はありません。
身近なお店で手に入る、最強の筋トレシューズを紹介します。

①【コスパ最強】ワークマン「建さんII」&「足袋靴」。680円でプロ級のグリップ

現場監督として、まず推したいのがワークマンです。
本来は職人さんが屋根の上や内装工事で履く作業靴ですが、これが筋トレに最適なのです。

  • 作業靴「建さんII」(680円):底が薄く、グリップ力抜群。素足感覚で履けるスリッポンタイプ。多くのトレーニーが密かに愛用しています。
  • 地下足袋(じかたび):親指が分かれているため、指で地面を掴む感覚が最強。デッドリフトで愛用するガチ勢も多いです。

見た目は渋いですが、機能性はナイキやアディダスに引けを取りません。
汚れても買い替えやすい価格も魅力です。

【体験談】「その靴、わかってるね」と褒められた日

私がジムに入会したての頃、予算がなくてワークマンの「建さんII(黒)」を履いていきました。
スクワットラックで準備をしていると、隣にいたボディビルダーのような常連さんが私の足元を見てニヤリと笑いました。
「兄ちゃん、その靴ワークマンだろ? わかってるねぇ。一番踏ん張れるんだよな、それ」
恥ずかしいどころか、まさかの「通」認定。
高いギアを揃えることだけが正解じゃない、機能美を知る者同士の連帯感を感じた瞬間でした。

②【ド定番】コンバース「オールスター」&VANS。お洒落と機能を両立

「ワークマンはちょっと見た目が…」という人には、コンバースの「オールスター」やVANSの「オールドスクール」がおすすめです。
これらは元々バスケットボールやスケートボード用に作られたため、底が平らでグリップ力が高いです。

特にハイカットのコンバースは、足首までホールドしてくれるので安定感が増します。
パワーリフティングの世界大会でも、コンバースを履いている選手がいるくらい、信頼性の高いシューズです。

③【ガチ勢向け】専用リフティングシューズ。スクワット特化の「かかと」の秘密

もしあなたが「スクワットを極めたい」と思うなら、専用の「リフティングシューズ(ウエイトリフティングシューズ)」も選択肢に入ります。
この靴の特徴は、「かかとが高い」ことです。

かかとが高くなっていることで、足首が硬い人でも深くしゃがみ込むことができます。
また、靴底が木や硬質プラスチックで出来ており、カチカチです。
地面に根が生えたような安定感が得られますが、歩きにくいので「スクワット専用」として使うのが一般的です。

ジムでの「靴」に関するマナーと、よくある疑問

ジムでの「靴」に関するマナーと、よくある疑問

最後に、ジムで靴を履く際のマナーと注意点について解説します。

外履きと内履きは分けるべき?エチケットと安全面の話

基本的には「内履き(上履き)」を用意しましょう。
外履きのままトレーニングすると、砂や泥がジムのマシンや床を傷つけます。
また、雨の日などは靴底が濡れて滑りやすくなり、自分が怪我をするリスクもあります。
綺麗な現場(ジム)を保つのは、作業員(トレーニー)の義務です。

裸足(ソックス)でのトレーニングはあり?ジムのルールを確認せよ

「デッドリフトは裸足(または靴下)が一番やりやすい」という意見があります。
確かに感覚は良いのですが、多くのジムでは安全上の理由で禁止されています。
万が一プレートを落とした時、靴を履いていれば軽傷で済むものが、裸足だと指が粉砕されるからです。
必ずジムのルールを確認し、基本的には靴を履くようにしましょう。

サンダルやクロックスは論外。ダンベル落下=足指粉砕のリスク

たまにサンダルやクロックスでトレーニングしている人を見かけますが、これは論外です。
現場にサンダルで来る職人がいたら即退場です。

  • かかとが固定されていないので転倒しやすい。
  • 露出が多く、器具が落下した時の防御力がゼロ。

周りの人も「あいつ危ないな」とヒヤヒヤして集中できません。
最低限のマナーとして、つま先とかかとが隠れる靴を履きましょう。

【目撃談】サンダル履きの若者が招いた静寂

ある日、ジムにビーチサンダルで来た若者がいました。
スタッフの目が届かないエリアでダンベルプレスをしていたのですが、力尽きてダンベルを膝に置こうとした瞬間、滑って足元に落下。
「ギャッ!」という悲鳴と共に、サンダルから露出していた足の指に直撃しました。
幸い骨折は免れましたが、ジム内は一時騒然となり、救急箱を持ったスタッフが駆けつける事態に。
彼はそのまま退場となり、二度と見ることはありませんでした。
「安全靴(トレーニングシューズ)」の重要性を、痛いほど思い知らされた光景でした。

まとめ:足元が変われば、トレーニングの質が変わる。まずは「底」を見直そう

まとめ:足元が変われば、トレーニングの質が変わる。まずは「底」を見直そう

たかが靴、されど靴。
足元は、あなたの全体重とバーベルの重量を受け止める唯一の接点です。

高価なものを買う必要はありません。
まずは手持ちのコンバースか、ワークマンで680円の靴を買ってみてください。
ランニングシューズから履き替えた瞬間、「地面に吸い付く感覚」に驚くはずです。
そして、今までふらついていた重量が、ピタリと安定して挙がるようになるでしょう。

良い仕事は、良い足元から。さあ、靴紐をきつく締めて、今日も安全作業で筋肉を作りましょう!ご安全に!
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