お疲れ様です、現場監督のハリまるです。
今日も現場の階段を何往復もして、足腰がパンパンです。
現場仕事も筋トレも、体を動かすには「燃料」が必要ですが、その燃料選びを間違えると、メタボ一直線になります。
さて、減量中や体作りをしているあなた。
「炭水化物(糖質)」に対して、こんな悩みを持っていませんか?
「糖質制限をしてフラフラになり、仕事に集中できない」
「白米を食べるとすぐに太る気がして怖い」
「甘いものが食べたいけど、ケーキは罪悪感がある」
その悩み、すべて「さつまいも」が解決します。
実は、ボディビルダーやフィジーク選手など、体を極限まで絞る人たちが、減量期の主食としてこぞって選ぶのが「さつまいも」なのです。
「えっ、芋って太るイメージがあるけど…」
そう思ったあなた。
実はさつまいもは、食べ方さえ間違えなければ、白米よりも圧倒的に太りにくく、しかも筋トレのパワーを持続させる「最強のハイブリッド燃料」なのです。
元98kgの私が半年で15kg痩せた時も、主食は芋でした。
この記事でわかること
- 白米より優秀?「低GI」と「レジスタントスターチ」が脂肪をブロックする理由
- 現場監督がカバンに常備している「コンビニ干し芋」の選び方
- 焼き芋は太る?調理法と食べるタイミングで変わるダイエット効果
なぜマッチョは「白米」ではなく「さつまいも」を選ぶのか?

まず、同じ炭水化物である「白米」と「さつまいも」の違いについて解説します。
カロリーだけ見れば大差ありませんが、体内での「挙動」が全く違うのです。
現場で言えば、一瞬で燃え尽きるガソリンか、長時間燃え続ける高品質な固形燃料か、くらいの違いがあります。
理由①:血糖値を急上昇させない「低GI値」。インスリン(肥満ホルモン)を封じ込めろ
ダイエットの鍵を握るのは「GI値(グリセミック・インデックス)」です。
これは、食後の血糖値の上昇スピードを数値化したものです。
- 白米(GI値:約84):血糖値が急上昇する。体は「糖が溢れた!」と判断し、インスリン(肥満ホルモン)を大量に出して、余った糖を脂肪に変えて蓄えようとする。
- さつまいも(GI値:約55):血糖値が緩やかに上がる。インスリンの分泌が抑えられ、脂肪になりにくい。
つまり、さつまいもは「脂肪合成のスイッチを押さずにエネルギーになる」という、減量中には夢のような食材なのです。
現場に例えるなら、資材(糖質)を一気に搬入して通路を塞ぐ(高GI)のではなく、必要な分だけ少しずつ丁寧に搬入する(低GI)ようなものです。
だから、太りにくいのです。
理由②:減量中の敵「便秘」を撃退する食物繊維とヤラピン
減量中に炭水化物を減らすと、必ず直面するのが「便秘」です。
便が出ないと、体重も落ちず、代謝も下がり、肌も荒れます。
さつまいもには、不溶性と水溶性の2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。
さらに注目すべきは、さつまいもを切った時に出る白い液体「ヤラピン」です。
これはサツマイモにしか含まれない成分で、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進し、便を柔らかくする天然の下剤のような働きをします。
「食物繊維 × ヤラピン」のダブル効果で、腸内環境を劇的に改善してくれます。
理由③:カリウム爆弾。現場やジムでの「足のつり」を防ぐ
筋トレや現場仕事で汗をかくと、ミネラルが失われて「足がつる(こむら返り)」ことがよくあります。
さつまいもには、米の約18倍ものカリウムが含まれています。
カリウムは筋肉の収縮を助けるだけでなく、体内の余分な塩分(水分)を排出する「むくみ取り」の効果もあります。
顔がパンパンになりがちなトレーニーにとって、最高の美容食でもあります。
【調理法で激変】「焼き芋」はNG?ダイエット効果を最大化する食べ方

「じゃあ、スーパーで売ってる焼き芋を食べればいいんだな!」
ちょっと待ってください。
ここに大きな落とし穴があります。
さつまいもは、調理法によってGI値が劇的に変わるカメレオン食材なのです。
熱々の焼き芋はGI値が高い!「蒸す」か「茹でる」が正解
実は、さつまいもをじっくり加熱して甘〜い「焼き芋」にすると、デンプンが糖に変わり、GI値が「80〜90」近くまで跳ね上がります。
これでは白米と同じか、それ以上です。
甘くて美味しいのですが、減量中は避けた方が無難です。
おすすめは「蒸す」か「茹でる」こと。
これならGI値を40〜50台に抑えることができます。
炊飯器の「玄米モード」などで蒸すのが、手軽でおすすめです。
最強奥義「冷やし焼き芋」。冷やすだけでデンプンが痩せ成分に変わる
「でも、やっぱり甘い焼き芋が食べたい…」
そんなあなたに裏技を教えます。
一度加熱したさつまいもを、冷蔵庫で冷やしてください。
デンプンは冷めると「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」という物質に変化します。
これは、小腸で吸収されずに大腸まで届き、食物繊維と同じ働きをします。
つまり、カロリーとして吸収されにくくなるのです。
「冷やし焼き芋」こそ、最強のダイエットスイーツです。
皮は剥くな!栄養の宝庫「皮」ごと食べてオナラを防げ
皮を綺麗に剥いて食べていませんか?
もったいない!
抗酸化作用のあるポリフェノール(アントシアニン)や、便通を良くするヤラピンは、皮の周りに最も多く含まれています。
皮ごと食べることで栄養価が上がり、さらに消化酵素の働きで「オナラ」も出にくくなると言われています。
よく洗って、ワイルドに皮ごとガブリといきましょう。
現場監督が愛用する「コンビニさつまいも」活用術

「自炊する時間がない」という忙しい社会人の味方が、コンビニです。
最近のコンビニは、トレーニー向けの芋商品が充実しています。
セブン・ファミマの「干し芋」は持ち運べる筋肉スナック
各コンビニのお菓子売り場には、必ず「干し芋(ほしいも)」が置いてあります。
これは蒸したさつまいもを乾燥させたもので、脂質はほぼゼロ、GI値も低めです。
- 成分:炭水化物のみ。脂質ゼロ。
- メリット:常温保存可能。噛みごたえがあるので満腹感が出る。
- 注意点:カロリー密度が高いので、食べ過ぎに注意(1袋を一気に食べない)。
私は常に作業着のポケットに干し芋を入れておき、小腹が空いたらグミやチョコの代わりにかじっています。
【体験談】現場の休憩室で「芋」をかじっていたら…
ある日の15時休憩。周りの職人さんたちが缶コーヒーと菓子パンを食べている中、私は無言で干し芋をかじっていました。
すると、ベテランの大工さんが不思議そうな顔で話しかけてきました。
「監督、最近いつもその茶色いの食ってるけど、なんだい? ビーフジャーキーか?」
「いや、干し芋っす。これ、腹持ちいいし太らないんすよ」
「へぇ〜、昔の食い物だと思ってたけど、今は健康食なのか」
最初は笑われましたが、数日後、その大工さんも干し芋を買ってきているのを見て、心の中でガッツポーズしました。
現場の「隠れ芋ブーム」、来てます。
スーパーの「冷凍焼き芋」がコスパ最強。半解凍でアイス代わりに
最近のスーパーやコンビニの冷凍食品コーナーには、「冷凍焼き芋」が売られています。
これは先ほど紹介した「レジスタントスターチ」の塊です。
電子レンジで温めてもいいですが、おすすめは「自然解凍で半解凍のまま食べる」こと。
シャリシャリとした食感で、まるで「お芋アイス」のようなデザート感覚で食べられます。
夏場のトレーニング後には最高のご褒美です。
食べるタイミングはいつ?目的別「芋タイム」

さつまいもは、食べるタイミングによって効果が変わります。
戦略的に摂取しましょう。
【筋トレ2時間前】ガソリンとして投入。粘り強いパワーが出る
最もおすすめなのは、トレーニングの1.5〜2時間前です。
低GIのさつまいもは、ゆっくりと消化吸収され、トレーニング中に安定してエネルギーを供給し続けてくれます。
「途中でバテない」「最後まで粘れる」という感覚が得られるはずです。
【間食】15時のおやつ。ケーキの代わりに芋を食え
仕事中の空腹対策にも最適です。
血糖値が乱高下しないので、食べた後に眠くなりにくいのがメリット。
午後の会議で船を漕ぎたくないなら、菓子パンではなく干し芋を選びましょう。
【筋トレ直後】は意外と不向き?吸収の速い「和菓子」や「白米」に譲る理由
逆に、筋トレが終わった直後(ゴールデンタイム)は、さつまいもはベストではありません。
トレーニング直後は、枯渇したエネルギーを急速に補給するために、あえて「高GI」の炭水化物(白米、餅、和菓子など)を摂って、インスリンを出したいからです。
さつまいもは吸収がゆっくりすぎるため、トレ後は白米やお団子に譲りましょう。
「トレ前は芋、トレ後は米」が黄金ルールです。
正直気になる…「オナラ」問題と対策

さつまいもの唯一にして最大の欠点、それが「ガス(オナラ)」です。
食物繊維が腸内細菌に分解される際にガスが発生します。
ジムでスクワット中に…なんて事態は避けたいですよね。
なぜガスが出るのか?消化のメカニズム
原因の一つは、消化しきれなかったデンプンが腸内で発酵すること。
そしてもう一つは、早食いによる「空気の飲み込み」です。
対策①:よく噛んで、皮ごと食べる
先述の通り、皮に含まれるヤラピンが消化を助けます。
そして、唾液のアミラーゼでデンプンを分解するために、ドロドロになるまでよく噛んでください。
対策②:「水」をたっぷり飲む
食物繊維は水を吸って膨らみます。
水分が足りないと、腸内で詰まってガスが発生しやすくなります。
芋を食べる時は、コップ一杯の水もセットで飲みましょう。
【失敗談】スクワット中の「暴発」寸前事件
減量末期、私は1日3食さつまいも生活をしていました。
ある日のジムで、高重量のスクワットに挑戦。
しゃがみ込んで一番力が入るボトムポジションで、お腹の中で「ゴロゴロ…」という不穏な動きが。
「やばい、出る!」
とっさに括約筋(お尻の穴)に全神経を集中させましたが、そのせいで脚の力が抜け、バーベルを挙げられずに潰れてしまいました。
セーフティーバーに助けられましたが、オナラを我慢して怪我をしては本末転倒です。
それ以来、ジムに行く直前の大量摂取は控えるようにしています。
皆さんも、タイミングにはご注意を。
まとめ:さつまいもは裏切らない。甘い誘惑を味方につけて体を絞れ!

さつまいもは、甘くて美味しいのに、体を絞ってくれる魔法の食材です。
「甘いものは敵」というダイエットの常識を覆してくれます。
白米をさつまいも(150g程度)に置き換えるだけで、空腹感が減り、便通が良くなり、むくみが取れる。
こんなに都合の良い食材は他にありません。
まずは今日の帰り道、コンビニで「干し芋」か「冷凍焼き芋」を買ってみてください。
その甘さが、あなたの減量生活のストレスを溶かし、理想の体への燃料となってくれるはずです。




