「よし、今日からジムに通うぞ!」
そう決意して会員登録を済ませたものの、いざ行くとなると、急に不安が押し寄せてきませんか?
「どんな服を着ていけばいいんだろう? ダサい格好をして笑われないかな…」
「ジムには暗黙のルールがあるって聞くけど、知らずに破って怒られたらどうしよう…」
その不安、とてもよくわかります。
ジムという空間は、独特の雰囲気があり、初心者にとってはアウェイに感じるものです。
ですが、安心してください。
ベテランの会員たちが「あいつ素人だな」と冷ややかな目で見るのは、筋肉の量でも、着ているウェアのブランドでもありません。
「マナーを知っているかどうか」、ただこの一点です。
本記事では、高いブランド品を買わずに「こなれ感」を出す装備と、ホームページには載っていない「絶対にやってはいけない暗黙のルール」を徹底解説します。
この記事でわかること
- 全身ナイキである必要なし。ユニクロとワークマンで揃う「最強コスパ装備」
- ランニングシューズはNG?筋トレ民があえて「底の薄い靴」を選ぶ理由
- 「スマホ休憩」は嫌われる?知らないと恥をかくジムの暗黙ルール7選
まずは形から!「ユニクロ」で十分?初心者が揃えるべき三種の神器

「ジムに行くなら、まずはスポーツショップで有名ブランドのウェアを揃えなきゃ」と思っていませんか?
もちろん、モチベーションを上げるために買うのは良いことですが、必須ではありません。
今のユニクロやワークマンの機能性は、プロも認めるレベルです。
【ウェア】高いブランドは不要。ユニクロの「ドライEX」系が最強である理由
ジムウェアで最も重要なのは「ブランドロゴ」ではなく「清潔感」と「サイズ感」です。
ダルダルのTシャツや、部屋着のスウェットは避けましょう。
おすすめは、ユニクロの「ドライEX」シリーズや「エアリズム」です。
速乾性が高く、汗染みも目立ちません。
色は「黒・グレー・ネイビー」などの無地を選んでおけば、どんなパンツにも合いますし、悪目立ちせず「ストイックに鍛えている感」が出せます。
【シューズ】ランニングシューズは買うな?筋トレ民が「コンバース」を選ぶ深いワケ
ここが多くの初心者が間違えるポイントです。
「ジム=運動靴=ランニングシューズ」と思っていませんか?
もしあなたが、ランニングマシンだけでなく「筋トレ(特にスクワットなどの脚トレ)」をする予定なら、クッション性の高いランニングシューズは避けるべきです。
フワフワした靴底は、重いバーベルを担いだ時にバランスが取りにくく、踏ん張りが効きません。
おすすめは、底が平らで硬い「コンバース(オールスター)」や「VANS」などのスニーカーです。
実はパワーリフティングの選手も愛用するほど、筋トレに適した靴なのです。
家にあるコンバースを綺麗に洗って持っていけば、それだけで「おっ、わかってるな」と思われます。
【小物】タオルと水筒。レンタルで済ませず「マイアイテム」を持つ心理効果
タオルや水はジムで買ったり借りたりできますが、あえて持参しましょう。
お気に入りのスポーツタオルと、1リットル程度のマイボトル(水筒)を持つことで、「自分の空間」を確保できます。
インターバル中にマイボトルから水を飲む動作は、手持ち無沙汰を解消し、心を落ち着かせるルーティンになります。
これを持てば「玄人」に見える?あったら便利なレベルアップ・アイテム

必須ではありませんが、これを持っていると「脱・初心者」に見えるアイテムがあります。
ワイヤレスイヤホン(ノイズキャンセリング)。ジムのBGMを遮断し「ゾーン」に入る
ジムでは様々なBGMや、他人の話し声、ウェイトの音が聞こえてきます。
集中力を高めるために、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンは最強の武器です。
「話しかけないでオーラ」も出せるため、トレーニングに没頭したい人には必須です。
スマートウォッチ。インターバル時間を正確に測る「管理能力」の演出
トレーニング効果を高めるには、セット間の休憩(インターバル)を一定に保つことが重要です。
スマホで測るのも良いですが、スマートウォッチで手元を見て管理している姿は、非常にスマートで「管理できている人」に見えます。
以前紹介した「パワーグリップ」。これを出した瞬間に初心者卒業
前回の記事で紹介した「パワーグリップ」。
これを持っていれば、たとえ扱う重量が軽くても、周りはあなたを初心者とは思いません。
「背中に効かせるためにギアを使っている意識高い人」として認識されます。
自信を持って装着してください。
【Episode】28歳・Hさんの失敗談
ジム初日、張り切って登山用の厚手の靴下と、クッションたっぷりのランニングシューズで行ったHさん。
スクワットをしようとしたら、足元がグラグラして安定せず、危うく転倒しかけました。
隣にいたタンクトップのお兄さんが、底の平らな足袋靴(ワークマン)で高重量を上げているのを見て、「高い靴が良いわけじゃないんだ…」と痛感。
翌週からコンバースに変えたところ、地面を掴む感覚がわかり、記録が伸びたそうです。
知らないと嫌われる!HPには載っていない「暗黙のルール(マナー)」7選

ここからが本番です。
ジムには「入会規約」には書かれていないけれど、会員全員が守っている「聖域のルール」が存在します。
これを破ると、無言の圧力を受けることになります。
【鉄の掟】使ったマシンは必ず拭く。汗の跡は「犯罪現場」と思え
これは基本中の基本です。
使い終わったベンチやマシンのシートには、必ずあなたの汗がついています。
備え付けのタオルやアルコールスプレーで、次に使う人が不快にならないよう完璧に拭き取ってください。
「汗をかいてないからいいや」は通用しません。
「拭くフリ」だけでもするのがマナーです。
【スマホ】マシンに座ったままの操作は30秒まで。休憩中は立って譲る精神
今、最も嫌われる行為ナンバーワンがこれです。
「マシンに座ったまま、スマホでSNSや漫画を見て数分間動かない」。
これは「場所取り」と同じです。
インターバル中にスマホを見るのは構いませんが、マシンから降りて見るか、長くても30秒程度に留めましょう。
混雑している時は、セット間休憩中にマシンから立ち上がるだけで、「譲り合いの精神がある人だ」と評価されます。
【音】ウェイトをガチャーン!と落とさない。「静かに置く」までが筋トレ
限界まで追い込んだ後、マシンのウェイトを「ガチャン!!」と大きな音を立てて戻す人がいます。
これは非常に迷惑ですし、器具の故障にも繋がります。
「重りをコントロールして、音を立てずに静かに戻す」ところまでがトレーニングです。
静かに戻せる重量を選ぶのが、真の強者です。
【片付け】プレートは必ず元の位置へ。「戻す場所がわからない」は言い訳にならない
バーベルやダンベルを使ったら、必ず元のラックに戻しましょう。
特にプレート(円盤)は、重さごとに場所が決まっています。
「前の人がつけっぱなしだったから」は関係ありません。
「来た時よりも美しく」。
これを徹底するだけで、ジムの主(ヌシ)たちからも一目置かれます。
シャワー・更衣室での振る舞いにも「品格」が出る

トレーニングエリアだけでなく、更衣室(ロッカールーム)も公共の場です。
家のお風呂感覚で使ってはいけません。
ロッカーの複数使いはNG。混雑時は譲り合いを
荷物が多いからといって、ロッカーを2つ占領したり、ベンチの上に荷物を広げっぱなしにするのはマナー違反です。
着替えは手早く済ませ、荷物はコンパクトにまとめましょう。
「俺の場所」みたいな顔をしないことが大切です。
シャワー後の「水滴」は拭いてから出る。床を濡らすのは重罪
シャワーを浴びた後、びしょ濡れの体でロッカールームを歩くと、床が水浸しになります。
これは靴下で歩く他の人にとって最悪の迷惑行為です。
シャワーブースの中で、バスタオルで全身の水滴を拭き取ってから外に出てください。
この「拭き上げ」こそが、デキる男の作法です。
【Episode】半年後のあなた
あなたは今、ジムのフリーウェイトエリアでベンチプレスを終えました。
起き上がり、バーを静かに戻し、使ったベンチを丁寧にアルコールで拭き上げます。
その流れるような所作は、もはや初心者のそれではありません。
隣でマナーを知らずに騒いでいる若者グループを見て、心の中で「昔の自分も不安だったな」と思い出しつつ、
「静かに、淡々とやるのが一番カッコいいんだよ」と背中で語れるようになっています。
マナーを守ることは、自分自身のプライドを守ることでもあるのです。
まとめ:マナーを守る初心者は、誰よりも歓迎される

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「これなら自分にもできそうだ」と思えたでしょうか?
重要なポイントを振り返ります。
- 服装はシンプルに:ユニクロやコンバースで十分。清潔感が命。
- 音を立てない:ウェイトは静かに戻す。
- 痕跡を残さない:汗は拭く、片付けは完璧に。
- スマホゾンビにならない:マシンを占拠しない。
初日に行く前の「最終チェックリスト」
最後に、出かける前のチェックリストをお渡しします。
- □ 清潔なウェア(ユニクロでOK)
- □ 底の平らなシューズ(コンバース等)
- □ タオルと飲み物
- □ 「使ったら拭く」という心構え
この4つさえあれば、あなたはもう立派なトレーニーです。



